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社名の由来

弊社の創業は2004年3月1日ですが、会社の設立を考えていた2003年頃には2年後の2005年に日本が破綻しデフォルトになり、ハイパーインフレが来るなどという書籍が出回ったりしました。
当時はまだ若く、知識も判断の根拠となる経験も少なかったのでかなりショックを受けて驚いていました。
4年制の大学を卒業させてもらいましたが、TVをつけると就職難という言葉がばかりが聞こえ(のちに就職氷河期と呼ばれるようになりました)、大学を出ても親達から聞かされていたような就職先は保証されていなくて、皆かなりの数の企業の面接を受けていました。
失われた10年という言葉が大きく聞こえ、郵政民営化も本格的に議論され、国内の自殺者も年間3万人超えが定着し、ITバブルも崩壊した後で、日経平均も7,000円台に突入し、イラク戦争も始まり、暗い要因がたくさんある時代でした。
資産をオフショアの国に逃がそう、金(きん)を買おうなどというような、国内はもうだめで、海外に資産を逃がそう、実際に逃げようという風潮までも一部でありました。

そうした時代背景があり社名をつける際の理念と言うか、自然と「強い日本を!」というような想いからか、日本を象徴するような候補というかキーワードが多く挙がりました。
フジヤマ、ヤマト、茶柱、日の丸、円、¥(いぇん)、はらきり、カミカゼ などなど(笑)ふざけているような感じですが、真夜中のファミレスで様々な単語がノートに書きだされました。
ノートの真ん中あたりに割と大きく「茶柱クリエイト」と、奇妙な名前が最後のほうまで候補として残っていたような形跡がありました。

結局、日本円という通貨が弱くなるなどというような書籍などがよく売れていた時代だったこともあって、バブルの頃に日本の強さを象徴した「円」からとって、円とクリエイトで「エンクリエイト」と名付けました。
なので初期の頃の英語表記やドメイン名は「Yencreate」でした。
しかし周り人たちの突っ込みにさすがに恥ずかしくなり「Y」をとって「Encreate」としました。少し意味はわからなくなってしまいましたが社名にはこんな想いがあります。

「クリエイト」という部分は特に当時流行っていた社名や言葉と言うわけでもないのですが、日本には沢山の世界に誇れるものがありますが、その一つとしてやはり何かを日本クオリティで作る!Webシステムなど、Webを中心に社会に貢献できるような情報ポータルサイトなどを作り育てていきたいという考えがありました。

創業時のそのような時代背景もあり「日本をもっと強く」という考えが根底にあり、その考えから飛躍というか、自然にもっと身近な発想に落とし込まれ、「株式会社」という営利目的の法人形態ですが「国への貢献」や、月並みかもしれませんが「社会貢献」を事業として成り立たせたいという考えに至っております。