サーバー移行サービス
サーバー移行・移管サービスの概要
ホームページのサーバーの移行はプロにお任せください。ホームページやそれに伴うウェブシステムのサーバー移行、サーバー移管、サーバー移転、サーバーの引越しなどと呼ばれるサービスで、ウェブデータ、データベース、各種プログラムやCMSの設定、ドメイン等のサーバー移行を行います。
現在のウェブサイトデータ一式やシステム、WordPressやMovable TypeなどCMSの入っているウェブサイトデータを、ご希望のサーバーに安全に移行し、移行先のサーバーでも正常に表示・動作するようにいたします。
弊社の提供するサーバーへの移行ではなく、お客さまのお好きなレンタルサーバーへサーバー移行作業を代行するサービスです。
サーバー選定が難しければサイトの概要をうかがい、性能と費用の面で現実的なサーバーをご提案します。サーバー会社との契約はお客さまのご名義にて行っていただきますので、移行後は弊社からの手離れもよいサービスです。
必要に応じて、サーバー移行後にホームページ全体やサーバーの保守・管理をお受けすることも可能です。
サーバー移行の注意点や外注したほうが安全な理由
CMSやプログラムが稼働している場合、単にFTPクライアントからデータをダウンロードして新サーバーにアップロードするだけでは、サイトが表示されなかったりします。データベースの移行もしっかりしないと以前のように管理画面から更新ができません。(htmlファイルが静的に生成されるMovable TypeのようなCMSなどではさしあたりサイトが表示されるケースもありますが、管理画面へのアクセスができません。)
ドメイン管理の移管、DNSの設定、データベースの移行、アップロードした画像などのファイル群の移行、文字化け、各CMSのconfigの設定、メールの設定など、サーバーの移管作業は作業項目が沢山あるので、大事なウェブサイトの移行は是非ご相談ください。
サーバー移行とその外注を検討するケース
- 割高でオーバースペックなサーバーを使用しているので、月額が低いサーバーに移行してコスト削減をしたい
- 今より安いか、同等の値段でスペックのよいサーバーを見つけたので引っ越したい
- 使用しているサーバーサービスのプランがそのサーバーの使用ごと廃止されて、ご利用中のサーバー会社の別のサーバーか他社のサーバーに移管をする必要が生じた
- サーバー技術担当者がいた頃に契約したroot権限のあるサーバーを使用しているが、もうそのような人員がいないので共有サーバーやマネージド専有サーバーのようなroot権限のないサーバーに移行したい
- 自分でできると思うが、会社のデータだし万が一に備えて、やはり専門家のサポートが欲しい
- CMSの管理画面の処理やサイトの表示が重くなってきた
- 運営年数が経過し記事などのデータ容量や画像数が増えてきて、そろそろハード容量が限界だ
- これはそもそも自分の業務ではない
- 業者に任せて業務に集中したい。業者に任せて当然の業務だ
- 最初に制作してもらった制作会社のサーバーに入っているが、出したい
対応CMS一覧(読み仮名順)
- EC-CUBE
- MTOS
- osCommerce
- Joomla!
- Xoops
- Drupal
- Movable Type
- MODX
- WordPress
上記以外のCMSやフルスクラッチのCMSの場合もご相談ください。
サーバー移行パターン例
- 専用サーバー(VPS、Cloud、AWS含む) → 専用サーバー(VPS、Cloud、AWS含む)
高額なお見積もりになりがちです。 - 専用サーバー → 共有レンタルサーバーまたは専有(マネージド)サーバー
管理が手に余り、費用も少し割高でオーバースペックなサーバーだった、管理者が退社してしまったなど。 - 共有レンタルサーバー → 共有レンタルサーバーまたは専有(マネージド)サーバー
サーバーの費用は引き続き抑えつつ、新しいサーバーに引っ越したいなど。
サーバー移行・移管サービスの料金のめやす
表は横スクロールします。
小規模100,000円~ | 中規模200,000円~ | 中・大規模300,000円~ |
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小規模サイト
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中規模
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中・大規模
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価格はすべて税別です。
上記価格はあくまでも目安となり、実際の価格分布は、以下の要素にもよりますが15〜50万円程度になることが多いです。
お見積りは以下の要素などで変わります。
- 運営サイト数(ドメイン数)
- Apache、PerlやPHPなど各種プログラム、データベースなどの種類・バージョンや各種の諸設定の状況の概要
- 使用しているCMS(オリジナルCMSも含む)の種類や構成
- データ量・容量(ファイル、データベース)
- 独自ドメインのメールを設定・使用しているか、また、その移動の必要の有無など(※基本的に各PCへのOutlookなどメーラーへの設定は行っておりません)
- ドメインのDNSの切り替え作業の有無
- 現在使用中及び移行先予定のサーバーの種類(共有(共用)、専用マネージド、専用、VPS)やサーバー会社名及びプラン名
- サーバーアクセスは弊社からのアクセスが可能か、もしくは指定の場所からのみアクセス可能か。
- アクセス制限の有無
- リダイレクト設定の状況
- 文字化けを起こす可能性のある文字の使用の有無
- サーバー内のフォルダやファイルの散らかり方、整理状況
- サーバー内のフォルダやファイル名に日本語を使用しているか
- SSL設定の有無や設定状況
サーバー移行作業の期間のめやす
まず現在の状況の把握や移行先サーバーの状況確認・設定などに少し時間がかかります。構成によってはここで大きな調査・時間が必要になります。
ごくシンプルな構成でお急ぎのケースでは最短で1週間ほどで移行を実施したケースもございますが、現状の情報が整理されて揃っていて、構成がシンプルで、移行先サーバーも単純なレンタルサーバーでおおむね使用するサーバーも決まっていたようなケースです。
一般的には最短でも2週間~1ヶ月、中規模以上のサイトは1~3ヶ月くらいになります。
サーバー移管の事例
サーバー移行の一部をご紹介します。事例掲載のご了承をいただいたサイトのみを掲載しております。
おすすめレンタルサーバー比較 (弊社の経験等に基づくおすすめ)
さまざまなお客さまのウェブサイトのサーバーに触り、管理してきた経験に基づく、サーバーサービス・会社のメモです。
サーバーサービスは無数にあり、容易に色々使ってみることは現実的には難しく到底比較しきれるものではないので、ある程度さっと選んでしまうことも大切ですが、いわゆるハズレのサーバーサービスもあります。
ハズレのサーバーを選んでしまうと、徐々にサービスが足踏みをし、遠くない未来に運営サイトのサーバー移行をすることになり、大変手間です。
サーバー選びは、お客さまの運営ウェブサイトの規模、想定アクセス数、自社で管理される場合はその管理スキル、管理に携われる人員、メール使用状況など、個々の状況や先々を見越した用途によりお勧めのサーバーは異なりますが、主なものを下記に紹介いたします。あくまでも弊社の過去の取り扱い実績や運用からのおすすめ基準となり、広告収益を目的とした並び順ではありません。
また、弊社ではレンタルサーバーへの移行だけでなく専用サーバーの構築、保守・管理もうけたまわっております。
注意 情報は最新のものではないことがありますので、必ず運営サイトで最新情報も確認してください。また、一切の責任を負うものではありません。
AWS
気づけば黒船のようなサーバーサービスですが、ちょっとしたサイトを作成するにはセットアップから運用の維持にオーバースペックなので、多くの普通のサイトの場合はAWS以外のレンタルサーバーを使用する方が安く安全で一般的です。
※2022年9月時点の感想です。
エックスサーバー
共用レンタルサーバーとしては年々使用している案件に出会う数が圧倒的に多くなってきていて、弊社でも新規で共有レンタルサーバーに作成する場合はXサーバーを使用することが激増してきました。
※2022年9月時点の感想です。
さくらのレンタルサーバー
インターネットの初期に圧倒的な人気を誇ったので根強いユーザーが多く、また、安定的に日々進化しています。様々なプランがあり選んで間違いのないサーバーです。
円安でAWSの代金が高く感じる背景で再度高いニーズがあるかもしれません。
※2022年9月時点の感想です。
KAGOYA(カゴヤ)サーバー
使いやすく根強いユーザーが多いです。弊社でも長く使っていましたがここ数年は使用している案件に出会う数が減った感触ですが、AWSのセットアップ・運用ができるサーバーエンジニアがAWSを使用しない場合に使うケースによく遭遇します。円安でAWSの代金が高く感じる背景で再度高いニーズがあるかもしれません。
※2022年9月時点の感想です。
WADAX(GMOクラウドWEST株式会社)
元々大阪では随一の安定感を誇るサーバー会社でしたがGMOグループに統合されたようです。さらなる安定感を望めるでしょう。
※2022年9月時点の感想です。
CPIサーバー
KDDI系のサーバーです。無難です。制作会社の勧めでのお申込が多いです。
※2022年9月時点の感想です。
ConoHaサーバー
GMO系で比較的安価ですが、シンプルな価格帯と管理画面のシンプルさが特徴です。
GMO系列のサーバーの中でもポテンシャルを秘めている気がするものの、他のGMO系サーバーと比べると比較的近年に登場したのか?あまりこのサーバーの案件に出会いませんが料金体系も斬新で使い方によっては面白いかもしれません。
※2022年9月時点の感想です。
Z.com(GMOインターネット)
いつの間にあったサービスなのかわからないですが、クラウド、WordPress、世界ブランドということらしいです。他の既存サーバーサービスプランからもこちらに移行を推奨・統合などをしたようで、運営母体もGMOクラウドでなくGMOインターネット本体なので力を入れているのかなという印象です。
もしかしたら本当にWordPressには最適かもしれませんが、詳しい方には細かな突っ込みどころはありそうです。不思議とまだこのサーバーを利用している案件に出会ったことがありません。
※2022年9月時点の感想です。
iCLUSTA
GMO系のサーバーで、使用している案件を散見します。
特段のコメントはありませんが、契約兼ドメイン管理をする方の管理画面のインターフェイスの改善をただただ願うばかりです。
※2022年9月時点の感想です。
お名前.comレンタルサーバー
一時期ロリポップサーバーを使用する層へのマーケティングに成功していたようで、お名前お.comでドメイン取得からの流れで、自分でホームページ作成をする初心者の方が利用予定にしているケース一時期増えていました。
※2022年9月時点の感想です。
ロリポップ!レンタルサーバー
安さが売りで自分でレンタルサーバーを借りてWebサイト作成デビューをするときの定番サーバーでしたが、かつてのそのあたりの顧客層がさくらインターネットのスタンダードプランに流れているように思います。また、今やGMOグループです。
※2022年9月時点の感想です。